Embassy of the Republic of Serbia |
EVENTS
セルビア製品のチャリティーバザーが池袋サンシャインシティにて開催
12月22日に池袋サンシャインシティにて始めてのセルビア製品身に・バザーが開催されます。これは日本・セルビア文化交流協会、セルビア大使館、アドリア・インターナショナルの共催によるもので、高品質なセルビアのワイン、蒸留酒、ジャム、手工芸品やみやげ物を多数取り揃えています。
開会式には日本の企業や関係者、友好協会などからおよそ100名の方が参加しました。
このバザーの収益金はベオグラードに予定されている日本文化センターと武道館建設のために役立てられます。
バザーは2008年1月20日まで開催されており、地図は次のリンクにてごらんいただけます。
http://www.adria-shop.com/italianhouse/shops.htm
http://www.sunshinecity.co.jp/sunshine/info/access_train.html
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12月23日セルビア郵便局は、セルビア国王と日本国天皇が公式に文書交換を始めてから125周年の記念として、記念切手と『初日』封筒を発行しました。1878年7月13日のベルリン会議でセルビアは独立国家となり、国際的にも認証されました。そして1882年3月6日に王国と制定され、ミラン一世オブレノヴィッチがトルコからの解放後、ネマニッチ家後の自国民族の初の名家代表として初代のセルビア国王となりました。国王は当時の日本の偉大な改革者であった明治天皇に手紙を書き、自らの戴冠とセルビアの国際承認について知らせました。明治天皇からの返信で、日本はセルビアを独立国家と認め、これが2つの君主国家の正式な関係設立と2人の主権者間の公式な外交通信の始まりとなりました。
参考リンク: 125 years of Diplomatic Correspondence celebrated between Japan and Serbia
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外務省対外関係部局長のチェドミル・ラドイコヴィッチ外務大臣補佐が率いるセルビア共和国外務省代表団が2007年12月10日~11日、来日しました。
外務省代表団は原田親仁欧州局長が率いる日本国外務省の代表者たちと面談し、両国外務省の今後の協力と二国間の総合的な相互関係について話し合いました。また、小池正勝外務大臣政務官とも面談しました。
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2007年12月10日 セルビア外務省高官が永塚JICA理事と面談
セルビア共和国外務省高官であるチェドミル・ラドイコヴィッチ対外関係大臣補佐とスタニスラヴ・スタキッチアジア・太平洋局長が永塚誠一JICA理事と東京のJICA本部にて面談しました。
イワン・ムルキッチ大使とネボイシャ・タシッチ経済担当参事官も同行しました。
セルビア代表団は永塚理事と、セルビアと日本の協力関係強化について意見交換を行いました。
今年セルビア共和国大使館は、セルビア王国と日本帝国の外交関係設立から125周年を祝います。日本国外務省史料から入手した当時の文書の写しが、11月30日に行われたポポヴィッチエネルギー鉱業大臣来日に際したレセプションの間、大使館に展示されました。
1882年3月10日、ミラン一世オブレノヴィッチ国王は明治天皇に手紙を書き、自らの戴冠とセルビアの国際承認について知らせました。これに対し1882年9月27日、明治天皇はセルビア国王に戴冠を祝っただけでなく、新しく設立されたセルビアを独立国家と認めました。
外国による長年の侵略の後、1878年7月13日のベルリン会議にて、セルビアは独立した国際的に承認された国家となりました。1882年3月6日にはセルビアは王国となりました。セルビアがはじめて王国として宣言されたのは1217年、ネマニッチ家のステファン・プルヴォヴェンチャニが初の主権者として戴冠されたときでした。
日本で10日間のスタディーツアー参加に外務省から招待され、中・南東欧の代表者15名が12月2日東京に当着しました。今年はセルビアから農業省のミロシュ・ミロワノヴィッチ顧問と、ポリティカ紙のビリャナ・ストヤコヴィッチ文化担当記者が参加しました。
開会式は12月3日に東京プリンスホテルで行われ、外務省代表者と招待国大使館が参加しました。
参加者がこのツアーで日本に対する理解をさらに深めることによって、長期的に今後の日本とヨーロッパ諸国の関係強化に貢献することが期待されます。
第29回読売国際漫画大賞が読売新聞の主催で行われ、6000名以上の候補者の中からセルビアのアルセン・ラリッチとウロシュ・マクシモヴィッチが特別海外児童賞を受賞しました。
詳細は次のHPでごらんいただけます:http://info.yomiuri.co.jp/prize/cartoon/
愛知県碧南市で開催されている世界俳句大会の英語俳句の部で、スヴェトラナ・スタンコヴィッチさんが特別賞を受賞しました。
他のセルビアからの参加者、ブラニスラヴ・ブルザコヴィッチさん、ヤスミンカ・ナダスキッチ-ジョルジェヴィッチさん、ライナ・ベーゴヴィッチさんも入賞しました。
すべての作品は『碧南俳句大会2007』として出版されると同時に、主催者HPで紹介されています。
http://www.city.hekinan.aichi.jp/KANKOKYOKAI/haiku/genkissu/haikutaikai_kekka.htm#e-tokubetu
I spread loundry on balcony
on horizon a ship sails
from one to other clothespin
Svetlana Stankovic
2007年11月30日 大使館にてポポヴィッチエネルギー鉱業大臣来日記念行事
イワン・ムルキッチ大使がポポヴィッチ大臣の来日を記念して開催したカクテルパーティーには、日本の政界や有名企業、学術会、外交使節団、メディアから多くの方々が参加しました。
著名なゲストの中には日本・セルビア友好議員連盟の逢沢一郎会長や、山中あきこ衆議院議員、原田親仁外務省欧州局長、永塚誠一JICA理事、松井英生JBIC理事、都甲岳洋日本・セルビア交流協会会長、濱田康子副会長、藤田純隆伊藤忠副社長など、さまざまな日本企業の幹部の方々が数多く参加されました。
この機会に、125年前にセルビアと日本の外交関係の始まりとなったミラン一世オブレノヴィッチセルビア国王と明治天皇の交換文書の写しが展示され、この歴史的文書は非常に大きな注目を浴びました。
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2007年11月29日~12月1日 セルビアのポポヴィッチ鉱業エネルギー大臣が来日
ポポヴィッチ大臣は小池正勝外務大臣政務官と面談し、他にも経済産業省中野正志副大臣、永塚誠一JICA理事、田波耕治国際協力銀行総裁、逢沢一郎日本・セルビア友好議員連盟会長、その他日本企業幹部などとも鉱業エネルギー分野や環境保護などにおける相互協力の強化について包括的な話し合いを持ちました。
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ムルキッチ大使、ポポヴィッチ大臣、田波JBIC総裁 |
ムルキッチ大使、ポポヴィッチ大臣、永塚JICA理事 |
ポポヴィッチ大臣、中野経済産業副大臣 |
アレクサンダル・ポポヴィッチ鉱業エネルギー大臣と小池正勝外務大臣政務官が面談
セルビアのポポヴィッチ鉱業エネルギー大臣が2日間の日本滞在中である2007年11月29日、小池正勝外務大臣政務官と面談しました。
ポポヴィッチ大臣と小池政務官はさまざまな分野における今後のセルビアと日本の協力強化の可能性について意見交換をしました。
セルビア共和国政府を代表しポポヴィッチ大臣は、セルビア国民に対する日本国民と政府の寛大な経済支援への感謝の気持ちを伝えました。
また、ヴォイスラヴ・コシュトゥニツァ首相が福田康雄首相にあてた手紙も手渡しました。
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在京セルビア大使館と協力し、JICAと三井金属資源開発株式会社(MINDECO)はJICA本部にてセルビアへの投資促進に関するセミナーを開催し、およそ100名の日本企業の方々が参加しました。主な内容としては鉱業やそれに類似した分野における投資促進でした。同じくJICAが主催するこのようなセミナーが来年はロンドンとトロントで開催される予定です。
永塚誠一JICA理事が基調演説をし、イワン・ムルキッチ大使とデヤン・ライコヴィッチ鉱業エネルギー次官補もスピーチを行いました。日本側からはMINDECOの西川勇司常務取締役がセルビアの非常に魅力的な投資環境について、またJTの山本博事業企画室部長がセルビアでタバコのトップブランド製造における投資の成功例を語りました。
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2007年11月21日、東京で第2回「日・黒海地域対話」にセルビア代表団が参加
セルビア代表団のイワン・ムルキッチ在日セルビア共和国大使とネボイシャ・タシッチ経済担当参事官が日本外務省の支援でグローバル・フォーラムが主催する国際フォーラムに参加しました。主要テーマは「激動する世界における日本と黒海地域」でした。
ムルキッチ大使はこの会議でのパネリストの一人を務めました。
他のパネリストは日本外務省、黒海経済協力機構(BSEC)9カ国代表、レオニダス・クリサンソポロスBSEC事務総長、EU代表者と様々な日本の大学や研究所が努めました。
セルビアは2006年11月1日から2007年4月30日までBSECの議長国をしていました。
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11月21日、名誉総領事館を盾津東高等学校の学生グループが訪問しました。
セルビアの歴史の紹介したあと、上山直英名誉総領事とセルビア大使館のアレクサンドラ・コワチュ文化広報担当官は学生たちとセルビアの日常生活、教育、スポーツ、文化など様々な分野について活発な話し合いを持ちました。
11月13日~16日 セルビア雇用サービス局代表者が東京でのWAPES会議に出席
セルビア共和国雇用サービス局代表のタマラ・サマルジッチ局長とヴェスナ-ラーツァ・ラディサヴリェヴィッチ副局長が、WAPES(World Association of Public Employment Services)が東京で11月13日から16日に行った『WAPES in Japan2007』管理委員会会議、勉強会、ワークショップに参加しました。
このイベントは厚生労働省職業安定局がホスト役を務めました。
管理委員会は満場一致でセルビア雇用サービス局を南東欧およびバルカンのWAPES地域センターに選出しました。
セルビアのコワチツァ村の国際エトノセンター・バブカのパヴェル・バブカ所長が、東京都美術館の講堂で『セルビアのナイーブアート その発展と見解』という講義を開き、グローバル化、無形文化の保存など、現在セルビアのナイーブアートが直面する問題を紹介しました。
展示会にも作品が展示され、受賞もしているセルビアからのゲストの一人、ヤン・グロジックさんも自らの広範囲にわたるライフワークと経験を語りました。
美術館代表者、日本・セルビア交流協会、日本現代童画会や美術館を訪れた方たちがこの講義を聴き、大使館代表のアレクサンドラ・コワチュ担当官に歓迎されました。
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11月2日から16日にかけて行われているFIVBワールドカップ2007の中で、4日の日曜日に行われた非常に興奮する素晴らしい試合で、セルビアが日本に3-1で勝利しました。
両チームともにベストを尽くし、どちらの選手たちもその才能を発揮しました。
セルビアのゾラン・テルジッチコーチは以下のように試合の印象を述べました。
「今回の試合は昨年の世界選手権にとてもよく似た試合となった。私たちは最初の2セットでとてもよい試合をしたが、休憩後から日本は素晴らしい戦いをし始めた。もしかしたらあの10分間の間に彼女たちは何か素晴らしいドリンクでも飲んだのかな。私たちはとても若いチームで、重要な選手が3~4名抜けた状態で戦ってきた。そして数名新しい若い選手がいて、生まれて初めて1万人の観衆の前でプレーするものもいる中では、時として上手にプレーできないこともある。簡単なことではないよ。若い選手たち、特にネシュコヴィッチとヴェリュコヴィッチは試合の最後にはとてもよく戦ってくれたよ。」
詳しい情報はFIVBワールドカップ公式HPにてご覧ください:http://www.vbworldcup.jp/2007/
東京でのセルビア・ナイーブアート展を記念した大使館レセプション
大使館は11月2日、セルビアのナイーブアート展が11月12日まで東京都美術館で開かれることを記念してレセプションを開きました。
ヴーク・イェレミッチ外務大臣のメッセージが届けられた後、この文化行事を支援している友好協会の都甲会長、ムルキッチ大使、現代童画会の西川会長がこの特別な機会にスピーチをし、セルビアからのユニークな芸術作品を紹介しました。
数多くのゲストの中には文化界の著名人や外交団の代表者もみられ、セルビアの料理屋有名な果実酒であるラキヤを楽しみました。
セルビアの首都ベオグラードから程近いコワチツァ村のアートギャラリー・バブカからの約70点の作品は、日本で初めて展示会を迎えます。そして2008年中には大分、広島、多摩でも同様に展示される予定です。
日本との文化交流を強化することを目的とした展示会は、日本・セルビア交流協会、現代童画会、国際エトノセンター・バブカ・コワチツァにより主催され、セルビア政府、文化省、セルビア外務省と在京大使館の支援を受けています。しかしながらこのイベントは、猪谷明子さんと濱田靖子さんのご尽力なしでは実現できなかったことでしょう。心から感謝いたします。
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20年以上の時をかけ、2007年11月2日~12日に東京都美術館で行われる第33回現代童画展に、セルビアのナイーブアート絵画がやってきます。
コワチツァ村の国際エトノセンターバブカ・コワチツァ(http://www.babka-center.com)や他のセルビア各地からの絵画コレクションをどうかお見逃しなく。
入場料は大人700円です。
展示会に関する詳細は美術館HP(http://www.tobikan.jp/)か現代童画会HP(http://www.gendoh.jp/topics/index.html)をご覧ください。
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京都市が主催している11月3日京都国際交流協会オープンデーで、日本聖ニコライ セルビア・日本友好協会がセルビアの料理屋文化を紹介し、セルビアの有名な料理や国についてもっと知りたい方々を募集しています。
イベントに関する情報は協会のドラゴスラヴ・タタロヴィッチ会長(svnikolaj_japanski@yahoo.com)もしくは京都国際交流協会HP(http://www.kcif.or.jp/en/zigyo/open_day/07/top-en.html)でご覧ください。
セルビアの女子バレーチームが11月2日~16日に行われる2007FIVBワールドカップに出場します。2006年に日本で行われた世界選手権大会で、セルビアは第三位の成績を収めました(http://www.2006vball.jp/en/top.html)。
セルビア対日本の試合は11月4日18時から予定されています。
詳細についてはFIVB公式HPをご覧ください:http://www.vbworldcup.jp/2007/
セルビアのナイーブアート画家ヤン・グロジックさんが東京で誕生日を迎えました
10月29日、セルビアのコワチツァ村代表のひとり、ヤン・グロジックさんが50歳の誕生日を東京のレストラン『Darie』で祝い、温かい家庭的な雰囲気の中で日本の友人や大使館関係者に祝福されました。
この会は日本でのセルビア・ナイーブアート展の主催者でもある日本・セルビア交流協会の猪谷明子さんと濱田靖子さんが企画しました。
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群馬県立女子大学の招待で、大学の学生と高崎市民を前に、セルビア大使館のスネジャナ・ヤンコヴィッチ参事官がセルビアに関する講義をしました。
セルビアの自然や観光名所を紹介し、ヤンコヴィッチ参事官はセルビアの外交策や進行中の経済改革、国際舞台でのセルビアの活動についても話しました。
またセルビアと日本の長い歴史を持つ交流や相互関係にも触れ、学生の交換留学や両国の大学間協力が将来の関係強化に貢献するだろうとの希望も述べました。
10月26日、アレクサンドラ・コワチュ文化担当官がポーランドと中国の同僚とともに招待され、府中市のシルバー人材センターにて講義を開きました。
コワチュ担当官はセルビアと日本の働く女性について話し、政府が政府内部や決定過程における女性の数を増やすためにしている新しい戦略を努力について話しました。
プレゼンテーションの後、質疑応答に答え、センターの方々から手作りのプレゼントを贈られました。このイベントは大使館親善交流協会によっても支援されています。
コワチュ担当官とポーランド大使館の担当官 |
コワチュ担当官のスピーチ |
コワチュ担当官とポーランド大使館、中国大使館の担当官 |
JICA国際協力総合研修所での南東欧およびCIS諸国におけるクリーン開発メカニズムと共同実施を通したカーボンビジネスの可能性プロモーションのためのオープンワークショップにセルビアが参加
セルビア共和国観光保護省ダニエラ・ボジャニッチ参事官が10月24日、国際協力機構(JICA)と海外環境協力センター(OECC)が主催するオープンワークショップに参加しました。他にはマケドニア、モルドバ、ウズベキスタン、ウクライナからの参加がありました。
日本の政府機関や企業からの代表者が参加したオープンワークショップは、10月15日から27日につくば市で行われる南東欧・CIS京都メカニズムホスト諸国のためのJFYグループトレーニングの一部です。このトレーニングコースは今年度初めて開催され、今後毎年定期的に行われる予定です。
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国際交流基金主催の外交官日本語プログラムにセルビア代表が参加
セルビア共和国外務省のイェレナ・ジョーコヴィッチ担当官が、国際交流基金、外務省、関西国際センターが主催する外交官日本語研修2007/2008に参加します。
彼女はセルビアから招待された3人目の参加者となり、発展過渡期にある国々での外交業務における日本語能力強化を目的としています。
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6月29日UNESCO世界遺産委員会はセルビアのザイェチャル近郊にある史跡ロムリアーナ・イン・ガムジグラドを含む22箇所を世界遺産リストに加えました(http://whc.unesco.org/en/list/1253)。
後期ローマ時代に要塞化された宮殿仕様の記念建築、ガムジグラード・ロムリアナはガレリウスの宮殿でセルビア東部に位置しており、3世紀後半から4世紀前半にかけてカイウス・ヴァレリウス・ガレリウス・マクシミアヌス皇帝によって作らされたものです。皇帝の母親にちなんでつけられたフェリックス・ロムリアナとしても知られています。これらの写真が以下のHPでご覧いただけます:http://www.gamzigrad.com/common/gallery。
ガムジグラード以外にもスタリ・ラスとソポチャニ修道院(1979)、ストゥデニツァ修道院(1986)、セルビア南部コソボ・メトヒヤの中世建造物(2004/2006)など、UNESCO世界遺産リストにてご覧いただけます。
アナ・ペシカン科学大臣が10月7日~9日科学技術フォーラムに参加
セルビア共和国のアナ・ペシカン科学技術大臣が10月7日~9日に京都で行われた定例科学技術フォーラムに参加しました。
ペシカン大臣は岸田文雄科学技術政策担当大臣がホスト役を務める大臣会合にも参加し、セルビアの科学技術政策と、現在行われているEUプログラムに沿った外国諸国との協力内容を紹介しました。
フォーラムの期間中ペシカン大臣は、尾身幸次STSフォーラム理事長、福田JISTEC理事などを含む多くの日本代表者と面談しました。また岸田文雄科学技術政策担当大臣とも、セルビアと日本の科学技術協力発展の今後について意見交換をしました。
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10月5日、アレクサンドラ・コワチュ文化担当官が国際親善センター(IFC)でセルビアの歴史、文化、生活習慣や食事などを紹介する講義を行った。
IFCの会員たちはセルビア民族の躍動的な背景や有名なもてなしのよさについてさらに知る機会を得た。また参加者はセルビア観光協会のビデオ・プレゼンテーションとともに、活発なディスカッションも行った。
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セルビア租税協会が国際租税協会の一員に
2007年9月30日~10月5日に京都で行われた第61回国際租税協会(IFA)年次総会において、セルビア租税協会が投票により、53番目、南東欧諸国では初の国際会員となった。
セルビア租税協会を代表したのはその管理委員会のメンバーで、ベオグラードの法学部講師でもあるスヴェティスラヴ・コスティッチ氏であった。
沖縄国際大学の高宮城繁教授が率いる沖縄空手道協会が大使館を訪れ、セルビアに旅立つ前にムルキッチ大使とコワチュ三等書記官に挨拶に訪れました。
彼らは9月28日から10月6日に在セルビア日本大使館、イリヤ・コラーラッツ財団、ベオグラード大学、ノヴィ・サド大学、沖縄空手道協会ベオグラード支部の主催によりベオグラードで行われる日本・セルビア文化交流週間プログラムに招待されています。
彼らは日本舞踊と空手の型のプレゼンテーションをするほか、高宮城教授も日本武道と文化についていくつか講義を行う予定です。
セルビアと沖縄の武道比較論の著者である高宮城教授は、この訪問によって相互関係強化と空手における交流に貢献したいと述べました。
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セルビア共和国内務省 犯罪捜査部 麻薬密輸防止課のダリボル・ジヴコヴィッチ氏が、東京で9月17日から10月5日に行われた警察庁とJICAが主催する今年の麻薬犯罪取り締まりセミナーに参加しました。
1962年から違法な麻薬取引と戦う国々の関係を強化するために定期的に開催されているこの行事において、今回はセルビアにとって2004年、2005年に続き三度目の出席となります。
開会レセプションは9月21日、東京のホテルグランドアーク半蔵門で行われ、大使館代表者も出席しました。
2007年9月22日、バルカンの現状やセルビアにおける人道的活動二関心のあるNGOネットワークが主催し、東京の明治大学でコソボ・メトヒヤに関する講義が開催されました。
東京国際大学の岩田昌征教授が、『コソボ問題』と呼ばれるような問題の激化など、旧ユーゴスラヴィア解体を導いた歴史的事実の分析を紹介しました。
岩田教授はコソボ・メトヒヤの文化遺産やセルビアの宗教的な記念碑を提示し、この自治州が主権国としてセルビア共和国から離脱したときの問題の根源と世界中の国や地域に与える影響に対する見解を述べました。
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セルビア人バイク旅行者のダーネ・メディッチさんとヴラダン・コマトヴィッチさんがヨーロッパとアジアを横断し、東京に到着して日本人野中であるアリマ・リュウタロウさんとともに大使館を訪れました。
彼らの長く予想のつかない旅での経験を話してもらい、日本とセルビアの人々が更によく理解しあうことにとても貢献していることを認識する非常によい機会となりました。
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平下修 JPS代表と渡辺惇 東急エージェンシー専務が大使館を訪れ、セルビアの偉大な科学者・発明家であるニコラ・テスラの銅像建設案を報告しました。
テスラがその電気に関する発明で今日の世界に貢献したことを踏まえ、彼らは日本初の発電所が建設された山梨県大塚市にテスラにささげる銅像を建設したいとの意向を話しました。またこの計画がテスラの偉業と才能を日本人に知られるところとし、今まで以上に両国の関係を強化するものとなることを期待しています。
高名なビジネスマンである平下代表は、最近ベオグラードでベオグラード商工会議所と在セルビア日本大使館の協力で行われた経済と投資に関するセミナーの主催者でもあります。
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2007年9月19日、長井忠在セルビア日本大使が東京のセルビア大使館で講義を行った。この講義を主催したのは日本-セルビア交流協会である。
外交官として15年間セルビアに駐在した長井大使は、セルビアの政治状況を包括的に紹介し、コソヴォ自治州の地位交渉手続きにおける彼の意見や、セルビア経済の可能性と日本との相互関係について協会会員に語った。
日本におけるセルビアのエキスパートとして有名で、セルビア語も流暢に話す長井大使の視点では、我が二国間の関係は伝統的に友好的な良いものであった。彼は観光、投資促進、商業を中心とした総体的な協力の可能性を強調し、日本と西バルカン地域の要の国としてのセルビアの関係が、さらに成長することが重要と述べた。
日本-セルビア有効議員連盟会長である逢沢一郎衆議院議員も出席し、挨拶を述べた。
日本-セルビア交流協会の都甲岳洋会長、そしてイワン・ムルキッチ駐日セルビア大使が聴衆に挨拶をした。中には山梨県にセルビアの有名な科学者であるニコラ・テスラの銅像作成プロジェクトを率いるコンサルティング会社JPSの平下治社長と、平下社長とともにこの夏セルビアを訪れた日本の企業家たちもも参加した。
長井大使の講義後には、参加者たちは伝統的なセルビア料理や飲み物を振舞われた。
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ミシュコ・プラーヴィとして知られるセルビア人音楽家のミリヴォイェ・ペトロヴィッチのニューアルバム発売を記念して、在京セルビア共和国大使館が2007年9月18日にミニコンサートとカクテルパーティーを開き、ミシュコ・プラーヴィ本人が演奏しました。
彼のファンや外交団代表、音楽やメディア関係者、そして他の音楽ファンにとってもセルビアの伝統音楽の雰囲気を生で味わえる絶好の機会となりました。
ミリヴォイェ・ペトロヴィッチさんは長いキャリアを持ち、故郷のセルビアだけではなく世界中で成功を収めています。ロンドンのCosmic SoundsやフランスのVirginなどの音楽製作会社や、有名なフランス人監督であるJean Marc Barr氏とも仕事をしています。2000年から定期的に日本を訪れ、ソロまたは国際色豊かな自分のバンドとともにアコーティオン奏者としてコンサートやツアーを行っています。
このアーティストに関する詳しい情報は次のHPでもご覧いただけます:http://www.jabup.comもしくはwww.miskoplavi.com
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9月13日~16日 JATA国際観光会議・世界旅行博にセルビアが出展
東京ビッグサイトで行われるJATA国際観光会議・世界旅行博に、2年連続でセルビアが参加しました。
セルビア共和国経済地域発展省の管轄下にあるセルビア観光局代表のプレドラグ・ローロヴィッチさんとベオグラード観光局のイワナ・ミラトヴィッチさん、サシャ・ステワノヴィッチさんが日本の旅行代理店と2008年のセルビア・ツアーへの企画を話し合い、これによってわが国を訪れる日本人観光客の数は格段と増えることになります。
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伊藤忠商事藤田純孝副会長がボリス・タディッチ セルビア大統領を訪問
伊藤忠商事の藤田純孝副会長がベオグラードを訪れ、2007年9月10日にボリス・タディッチ大統領を訪問しました。
和やかな話し合いの中でタディッチ大統領は、セルビアがベオグラードのドナウ川に新しい橋を建設するため、日本政府から好条件のSTEP借款を獲得することに強く興味を抱いていることを説明しました。
両者ともにセルビアの食品・農業製品の日本への輸出拡大や、自動車部品製造業や化学産業における相互協力の促進について、明るい見通しを持っています。
藤田副会長はタディッチ大統領に、伊藤忠商事にとってこの地域における将来の活動にとってセルビアがもっとも有望な国であり、近い将来ベオグラード事務所を開くことを報告しました。タディッチ大統領は将来の伊藤忠商事のセルビアでの活動を支援・協力することを約束しました。
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9月9日~22日 JICA/UNIDO南東欧地域投資促進セミナーにSIEPA代表が参加
セルビア投資輸出促進庁(SIEPA)のボヤン・ヤンコヴィッチ氏とタティヤナ・ラドワノヴ氏がJICA/UNIDO南東欧地域投資促進セミナーに参加しました。今年はセルビアとウクライナが招待され、代表者が送られました。
このセミナーはJICA技術協力プログラムの一環で、ターゲットとなる日本企業代表者との面談、相互会合、様々な製造工場の視察が主な目的であり、とても特殊なものです。私どもの参加者の専門技術はセルビアと日本の経済関係を更に拡大し、日本の民間企業からの投資を誘致するでしょう。
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学部長であるヴラディミル・マコ教授率いるベオグラード大学建築学部の一団が東京で行われた国際シンポジウム『エコ・アーバニティ』に参加した。このシンポジウムは東京大学で2007年9月7~8日で行われ、この大学の客員教授であるダルコ・ラドヴィッチによって主催された。隈研吾、小玉祐一郎、陣内秀信(日本)、Oriol Clos(スペイン)、Mike Jenks (イギリス)、 Arvind Krishan(インド)、David Sim(デンマーク)、他、日本と世界の有名な建築家がこの重要なイベントに貢献した。
日本の多くの同僚たちや有名な建築かとの無数のやり取りの中で、ゾラン・ジュカノヴィッチ助教授を同行したマコ教授は、ベオグラード大学建築学部と日本の大学との関係をプロジェクトや議案のジョイントを通して強化したいとの希望と強調した。
マコ教授とジュカノヴィッチ助教授はシンポジウム参加者に最近出版された『Urbophilia』という本と、ベオグラードの建築学部関連の資料を紹介した。
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ドゥシャン・チェキッチ/オリヴェル・フォイカル監督の環境映画「MY FRIEND THE GOLDFINCH(僕の小さな友達)」が、富山で行われた第8回世界自然・野生生物映像祭に出品された35作品の中から児童賞を受賞しました。すべての受賞作品は今年末まで東京の自然史博物館で上映されます。
世界中の40カ国以上から300作品が応募した中で、これが南東欧からは唯一の出品作品となりました。
受賞したフォイカル監督はセルビアで行われるMFEST(国際観光・環境・スポーツ映画祭)に日本の同業者たちを招待しました。
8月20日の大使館レセプションにて大使館スタッフとラロヴィッチ監督、フォイカル監督 |
児童賞を受賞したフォイカル監督が8月20日の大使館レセプションにてスピーチ |
8月20日の大使館レセプションにてラロヴィッチ監督とセルビア自然保護研究所の映画作品の鮮やかな展示 |
8月3日、日本大学の学生が大使館を訪れ、セルビアについての講演が行われた。スネジャナ・ヤンコヴィッチ参事官が学生たちに対し、セルビアの全般的状況、政治経済の主目的を説明し、政治・経済・文化、その他の分野における日本との関係発展に対する興味などを話した。
毎日新聞と提携している毎日文化シティで以前、旧ユーゴスラヴィアのコースに出席していた日本の一般市民団体に対するセルビアについての講義が7月27日に行われた。スネジャナ・ヤンコヴィッチ参事官が国における現在の政治状況やコソヴォ自治州の将来的地位交渉、また、経済改革や日本との相互関係について講演を行った。
7月24日、セルビア映画監督ボリス・ミティッチの受賞作『愛車ダイアナ』が、東京で行われる第二回難民映画祭(7月18日~26日)で上映される。
この催しはUNHCRと日本UNHCR協会の共催で行われる。上映はスウェーデン大使館にて午後4時から。入場無料、事前予約不要。
上映後にはセルビア大使館のスネジャナ・ヤンコヴィッチ臨時代理大使がセルビアの難民の状況について簡単なプレゼンテーションを行う。
現在に至ってもセルビアが欧州で最も難民・避難民が多い国であるという事実を紹介する。セルビア国内の難民は10万人以上おり、コソヴォ・メトヒヤからの避難民は20万9千人、また、ボスニアやクロアチアからの難民も20万人近くがセルビア市民権を得て、セルビアで生活している。
セルビアは難民・避難民の社会的受け入れを支援し、また彼らが故郷へと戻れるように全力を尽くしている。しかしながらこのプロセスの進みは非常に遅く、私たち自身の努力に加え、国際的支援と応援の継続が必要である。
難民映画祭で上映される全30作品のスケジュールは英語と日本語にてwww.refugeefilm.org. で確認できる。
7月25日、岩野ギャラリーコレクションの作品展が福井県の越前市民ホールにて丹南アートフェスティバル主催の『東欧の現代美術』展として行われる。
以前の作品展については2007年4月のイベント情報を参照。
才能高きアコーディオン奏者、ミシュコ・プラーヴィが9月始めに新しく発売するCDプロモーションのために日本でのツアーを行う。
ミシュコ・プラーヴィはおよそ7年にわたり日本を訪れ、100以上のソロコンサートを行い、故郷であるセルビアとバルカンの影響を受けた音楽を披露している。
コンサートの詳細についてはここをクリック。
ミシュコ・プラーヴィ公式HPはwww.miskoplavi.com
その他詳細はhttp://www.jabup.com/html/artist/2007/misko.html
環境保護主義者でエコロジストであるセルビア映画の受賞者のペタル・ラーロヴィッチ監督が、2007年8月23日に富山市で開催される世界自然・野生生物映像祭に審査委員として参加する。
彼は主に自然と環境をテーマとしたドキュメンタリーを200作品以上作っており、世界各地の映画祭で高い評価の国際賞を数度受賞している。このように今年の映像祭に彼が参加することは、日本の映画監督や観客、世界中の参加者とその素晴らしい体験と知識を共有する良い機会となると同時に、日本も永久的に深い関心を抱いている環境問題に関しての関心を高めるのに貢献するであろう。
彼のショートフィルム4作品は7月20日に東京にて上映される。(詳細はこちら)
また、もう一人のセルビア人受賞監督であるオリヴェル・フォユカルも『僕の小さな友達』という作品で参加する。
詳細についてはwww.naturechannel.jp 参照。
陶芸家でベオグラードの応用芸術学部教授であるヴェリミル・ヴキチェヴィッチが、国際陶芸交流事業実行委員会主催の瀬戸国際セラミック&ガラスアート交流プログラム2007-2008に参加する。瀬戸に滞在する芸術家として、ヴキチェヴィッチは7月17日にスライドレクチャーを、8月18日には公開制作を行う。このセルビア人芸術家の作品をご覧になりたい方はどなたでも歓迎。
詳細についてはwww.city.seto.aichi.jp/setomono/air/ を参照。
有名なジャズ・トランペット奏者、ドゥシュコ・ゴイコヴィッチが再び東京で演奏する。この国際的に認められた芸術家は10回以上来日している。日本にも彼の偉大な音楽性を称えたファンクラブが存在している。
彼の演奏についての詳細はhttp://www.pit-inn.com/index_e.html 参照。
6月18日-19日の日程で四国電力株式会社執行部の招待により、イヴァン・ムルキッチ大使が四国の高松にある本社を訪問。
四国電力側は、安定した電力供給と環境保護を確実にするであろう共同出資もしくは外国債融資によるプロジェクトの契約者として、セルビアのエネルギー分野における様々なプロジェクト参加への関心を示した。
これらは特に火力発電所、小規模な水力発電所、風力発電地帯の建設計画に適用されます。また、セルビアの電力発電のほとんどは石炭による火力発電のため、温暖化ガス放出減少のための浄化開発構造もセルビア政府によって実行されるであろう。
四国電力はセルビアの電力会社(EPS)と将来のプロジェクトについて交渉する計画である。
領事問題の年次会議の一部として、ムルキッチ大使とコワチュ領事担当官は大阪の(金鳥の名で有名な)大日本除虫菊株式会社において、上山直英名誉総領事を訪問した。
その際、上山氏の祖先、初のユーゴスラヴィア王国名誉領事を務めた上山英一郎氏誕生の地である和歌山県有田の金鳥最古の工場を訪れる機会にも恵まれた。
京都ではムルキッチ大使が京都大学大学院の金丸眞一教授に対し、セルビア人患者の治療を成功させた技術を称え『大使館謝辞』を贈った。
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名誉総領事館にて上山家と共に、ムルキッチ大使とコワチュ担当官 |
和歌山県の緊張の工場にてムルキッチ大使 |
ムルキッチ大使と金丸眞一教授 |
6月18日、東海市立横須賀中学校の生徒と小島教諭が大使館を訪れ、セルビアについて話を聞くと共にセルビアの自然をビデオプレゼンテーションにて鑑賞した。
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6月8日、神奈川県の相原中学校の生徒たちが大使館を訪れ、ムルキッチ大使とコワチュ担当官よりセルビアの伝統や建築、国民的スポーツについて話を聞いた。
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ベオグラード大学ブランコ・コワチェヴィッチ学長がITO財団を訪問
6月3日、コワチェヴィッチ学長は大使館のネボイシャ・タシッチ参事官と共に、伊藤国際教育交流財団最高顧問・理事の伊藤真玲さんを訪問した。
この訪問は、2006年12月に伊藤財団がベオグラード大学を訪問して以来続いている相互協力の更なる継続を話し合うよい機会と生った。
非常に暖かい歓迎を受けたコワチェヴィッチ学長は、ベオグラード大学への奨学金と研究用の強力なコンピュータの寄付について伊藤真玲さんに感謝した。
2005年以来、日本での研究に対し7つの奨学金が伊藤財団により提供された。伊藤氏は日本の大学でセルビア人学生が残した成績に非常に満足しており、若い世代が高等教育を受け、非常に有能であるセルビアは素晴らしい潜在能力を持っていると語った。また彼女は南東欧と西バルカンにおいて最大で最古という長い伝統を持ったベオグラード大学と協力することが出来、喜ばしいと語った。
コワチェヴィッチ学長は伊藤さんとその職員たちを2008年7月に行われるベオグラード大学170周年公式記念行事に招待した。
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セルビアと日本の学者が共同で組織した、ネットワーク・処理・システム・学際的研究-IPSI2007が東京で5月31日開かれた。アジアで初めて行われた3日間の会議には、世界中から科学の精鋭たちが参加した。スタンフォード大学のノーベル賞受賞者のマーティン・パール教授、パーデュー大学のリンダ・ヌアイミ教授、元ハーバード情報テクノロジー副社長、東京都立科学技術大学の藤井裕矩教授、九州工業大学の野村浩郷教授、帝京大学の久保田教授他、多数の方が参加した。
主催者を代表し、藤井教授は歓迎の挨拶を述べた。ベオグラード大学ブランコ・コワチェヴィッチ学長、イヴァン・ムルキッチ在日セルビア大使、パール教授や他の参加者もスピーチをし、IPSI会議におけるセルビアの科学者とその科学的品質を特に称えた。
コワチェヴィッチ学長はベオグラード大学がもうすぐ170周年を迎え、日本を初めとする世界の主要科学拠点との密な協力を続けてゆくと語った。
ムルキッチ大使はニコラ・テスラ、ミハイロ・プーピン、ミルティン・ミランコヴィッチ他のセルビアの有名な科学者の名を挙げ、その科学的可能性と発展の速度から見てセルビアはすぐに中東欧の主要な情報テクノロジー拠点となりえると語った。
国際IPSI会議はセルビアと日本の科学協力の成功例であると同時に、セルビア科学が世界の科学的傾向に貢献しているということを証明している。
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ベオグラード大学ブランコ・コワチェヴィッチ学長、日本財団及び東京財団訪問
日本滞在中だったベオグラード大学ブランコ・コワチェヴィッチ学長は5月31日、日本財団笹川陽平会長と益子エレン常務理事を訪問した。
コワチェヴィッチ学長はこの2財団とベオグラード大学の長年にわたる実り多い協力に感謝を表した。両財団の代表者は、大学で最も優秀な学生への奨学金提供、この財団が資金提供する国際プロジェクトへのセルビアの科学者や研究者の招待参加、その他すべての教育科学分野での協力を高めるなど、ベオグラード大学との強力継続の準備があることを語った。
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セルビアの代表団 横浜にて2007年5月26日から6月1日の日程で行われた国際看護師協会(ICN)学術集会ならびに会員協会代表者会議(CNR)出席
2007年5月26日から6月1日にパシフィコ横浜で行われた国際看護師協会(ICN)学術集会『最前線の看護者たち』に、セルビア医療関係者委員会代表のラドミラ・ネーシッチ博士とミルンカ・ラザレヴィッチ博士が出席した。
セルビアは2005年にICNの会員となり、今年は執行部である国際代表委員会に選ばれた。
2007年5月21日 ムルキッチ大使とヤンコヴィッチ参事官 米田建三氏の集会に参加
イヴァン・ムルキッチ大使とスネジャナ・ヤンコヴィッチ参事官は、米田建三氏の参議院選挙への立候補支持をする自民党が主催する経済セミナーに招待された。自民党政務調査会長である中川昭一議員が講義をし、伊吹文明文部科学大臣や他の議会、政界、学界の代表者と共に多くの著名人がこの集会に参加した。
米田氏は我が国の古くからの友人であり、現在日本-セルビア交流協会の理事長を務めている。米田氏は衆議院議員任期中、日本と我が国の友好議員連盟の創設者の一人であった。
5月20日、『危機の子供たち・希望』(ACC)がチャリティーフェアを開催し、セルビアの民族衣装や小物を紹介した。
このNGOはセルビア、特にコソボでの人道的活動を活発に行っており、セルビアの飛び地を訪問して子供たちのための創造的なワークショップ(おばあさんの手、風の船など)をいくつか開いた。
また、ベオグラードのNGO『ハイ・ネイバー』と協力し、孤児たちや難民との他のワークショップをいくつか主催するのを容易にした。
5月17日、兵庫県淡路市立東浦中学校の生徒が大使館を訪問し、ムルキッチ大使とコワチュ文化担当官と面談した。生徒たちは多岐にわたるいきいきとした会話を通し、セルビアの音楽、スポーツ、食事についての知識を深めた。
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5月16日、ムルキッチ大使はセルビアの全般的状況を知るために訪問した宮城県の八木山中学校の生徒たちを歓迎した。生徒たちには現在の政治問題や我が国の歴史・文化遺跡についても紹介をした。
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セルビアの鉱業セクター復興に関するJICAセミナーがベオグラードで開催
2007年5月25日、国際協力事業団(JICA)がベオグラードにてセルビア共和国の鉱業復興に関するセミナーを行う。セミナーはセルビア政府と在ベオグラード日本大使館の支援を受けている。
セルビアのJICAチームは現在セルビア共和国鉱業促進マスタープランに取り組んでいる。これはJICAが資金提供する最大プロジェクトのひとつで、2006年8月に開始され、2007年12月末に完了する予定である。
アレクサンドラ・コワチュ文化公報担当官が、各国大使館友好協会が外務省、文部科学省、文化庁の協力のもと5月12日に主催した『第10回日本語スピーチコンテスト』に参加した。『弓道との出会い』という彼女のスピーチは審査員特別賞を受賞した。
過去数年では当時文化担当官であったスネジャナ・ヤンコヴィッチ参事官が大賞である外務大臣杯を、大使秘書であったティアナ・ズドラヴコヴィッチさんが二位である文部科学大臣奨励賞を受賞している。
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Ms. Aleksandra Kovac, III secretary |
5月10日、ムルキッチ大使夫妻とコワチュ文化担当官は東京の印刷博物館を訪れ、樺山紘一館長および宗村泉学芸企画室長の温かい歓迎を受け、博物館構内と展示場を案内された。
この訪問は社のポスターが博物館の展示にも採用されている、セルビア名誉総領事館代表でもある上山久史大日本除虫菊株式会社専務によって企画された。
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ミラン・リストヴィッチ教授、柴宣弘教授の招待で東京大学を訪問
5月はじめ、ベオグラード大学哲学部のリストヴィッチ教授は日本-セルビア友好協会理事長でもある東京大学駒場キャンパスの柴宣弘教授の招待で東京大学を公式訪問し、大学院生に歴史学の講義をした。
4月27日、セルビア診療センター災害医学クリニック長のブンバシレヴィッチ教授が第20回日本創外固定・骨延長学会に参加した。招待者として素晴らしい講演を行い、ブンバシレヴィッチ教授は藤哲会長より感謝状を贈られた。
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感謝状 |
ベオグラード大学獣医学部常勤のユゴスラヴ・ワーシッチ教授が4月に東京大学を訪れ、大学院農学生命科学研究科長の生源寺眞一農学部長と、獣医公衆衛生学研究室の熊谷進教授と会談した。
両大学とその関連学部との協力関係構築の可能性を含んだ会談内容となった。
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3月16日に大使館を訪問した湘南鎌倉総合病院心臓センターの斉藤滋教授がベオグラードのセルビアクリニックセンターに4度目の訪問をし、心臓疾患分野の新しい外科技術を用いて5名の患者を治療した。
斉藤教授は現在までにこの種の治療を1万件行っており、世界的にも有名な心臓内科医であるアントニオ・コロンボ博士と共に訪問した。
セルビア北部のセンタにあるJTIの工場が、Winston, Camel, Monte Carloなどの生産を始めた。新しい日本施設のオープニング式典は2007年4月25日に行われた。
JTIはセルビアに投資した初の日本企業であり、長期にわたりセルビアに関心を持っており、この地域での存在感を強化する計画をしている。
JTIは現在までに4500万USドルをセンタ工場に投資しており、今後数年間で生産、販売網、マーケティングを含む総合的な形で1億USドルを達成するとしている。
目標としてはその製品を海外市場、主に中欧自由貿易協定国と西バルカン諸国に販売することである。
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国際児童画協会が4月16日~25日に愛知県小牧市のシビック・センターで『セルビアから小牧を訪問』という展示会を主催した。セルビアと日本の児童による絵画が約90点展示された。
4月18日、東京へと修学旅行に来た際に大使館訪問をした青森県の浦町中学校の生徒をムルキッチ大使が歓迎した。和やかな雰囲気の中、日本の生徒たちは我が国とその歴史や文化について学ぶ良い機会を得た。
大使館にてニッコウトラベルの2007セルビアツアープロモーション
2年連続でニッコウトラベルは、大使館にて新しいセルビアへのツアーを紹介した。プログラムにはムルキッチ大使の日本客への挨拶と、コワチュ三等書記官の日本語によるセルビアの自然美紹介も含まれていた。日本客はまた、セルビアワインの味も楽しむことが出来た。
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4月15日、東京にて、先日亡くなられたセルビア文学名高い翻訳家でセルビア共和国政府から受勲された田中一生教授を偲ぶ会が行われた。家族と並び約200名の人々が田中教授とその業績への敬意を表した。歴代在セルビア日本大使や在日セルビア名誉総領事、セルビア大使館員が参列した。
ヴーク・ドラシュコヴィッチ外務大臣のお悔やみの手紙が読み上げられ、田中教授の家族に手渡された。また、多くの高名な称賛者や友人たちが悔やみの言葉を贈った。ムルキッチ大使は田中教授とセルビアと日本の文化的つながりを強めた彼の重要な功績を称え、スピーチをした。
田中教授の死後に発行された『バルカンの心』という最期の本が参加した全員に贈られた。
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NHKラジオの招待で、スネジャナ・ヤンコヴィッチ参事官が週ごとに外国について語る番組『ビュッフェ131』に参加。
日本語による30分番組で、ヤンコヴィッチ参事官はセルビアと日本の相互関係やセルビアの文化遺産、経済的可能性や観光スポットについて話した。
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スネジャナ・ヤンコヴィッチ参事官 |
在日セルビア共和国名誉総領事である上山直英大日本除虫菊株式会社社長のご家族の招待で、イワン・ムルキッチ大使とその家族が、16世紀に日本を統治した豊臣秀吉にちなんで行われる京都の伝統季節行事に参加した。
ムルキッチ大使は、京都市民をはじめとする48,000人以上が観にやってくるこの伝統行事に参加する初の大使となり、セルビア大使として温かい歓迎を受けた。
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2007年4月4日、久間章夫防衛大臣はイワン・ムルキッチセルビア共和国大使の面談を受け入れた。久間大臣が指摘したように、これは初の日本の防衛大臣と(旧連合国家セルビア・モンテネグロの存続停止以後)初の在日セルビア共和国大使の始めての会談となった。相互の関心事について広範囲の会談がなされ、両国防衛省間の関係と協力はさらに続いていくであろう。
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イワン・ムルキッチ大使と久間章夫防衛大臣 |
4月3日~10日で、イワノ・ギャラリー・コレクション作品の展示会が福井県の福井市美術館にて行われた。展示された美術作品は日本で最も有名な三名いる和紙製作者のうちのひとりである岩野平三郎氏とセルビア人芸術家の数年にわたる協力によるものである。毎年『岩野・プロジェクト』がセルビアで国際アート・ワークショップを開催し、岩野氏が製作した和紙を使って作品を作っている。約70点の展示作品のうち、36点がセルビアの芸術家によるものである。
開会式には福井県の文化施設関係者が参加した。大使館のコワチュ三等書記官はスピーチの中で大使からのメッセージを読み上げ、地元テレビや新聞のインタビューに答えた。
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開会式でのコワチュ氏のスピーチ |
コワチュ氏と岩野平三郎氏 |
3月21日~4月13日の日程で、セルビア国営放送局RTS代表が、正教会と宗教についての番組制作のため来日した。新潟大学の小山洋司教授、東京大学の柴宣弘教授、岡山大学の鐸木道剛教授、そして目黒ユネスコ協会の濱田靖子氏にインタビューをした。
3月16日~18日、パントマイム劇の汎マイム工房が新メンバーの卒業講演として『いつか来た道』を行った。セルビア人留学生ミリサヴ・バンコヴィッチも出演した。
詳細はウェブサイト(www.hanmime.com)、E-mail (info@hanmime.com)、電話(03 3993-9418)もしくはFax (03 3993-9559)で確認できる。
湘南鎌倉総合病院の斉藤滋教授が、4度目のベオグラードクリニックセンターを訪れるに際して3月16日に大使館を訪れた。
彼のセルビア医療施設への支援と心臓病患者への手術経験を称えて、ムルキッチ大使は斉藤教授にその貢献を彰した特別感謝状を授与した。
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イワン・ムルキッチ大使と斉藤滋教授 |
第14回世界こども図画コンテストにてセルビアの子供たちが7つの賞を受賞
家の光協会主催の『第14回世界こども図画コンテスト』授賞式にて、コワチュ三等書記官が金賞を代理受賞した。世界70カ国、46,000人の児童画から、セルビアの児童画7つの賞(金賞1、銀賞5、記念賞1)を受賞した。
今年のイベントについては以下のリンク参照:http://www.ienohikari.net/zugacon/english/index.html .
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コワチュ氏が金賞を代理受賞 |
世界フィギュアスケート選手権大会2007にセルビアスケーター出場
セルビアのスケート選手であるトリフン・ジヴァノヴィッチ選手とクセニヤ・ヤスツェニュスキー選手が、3月20日~30日に東京で行われた世界フィギュアスケート選手権大会に参加した。詳細は選手権大会のオフィシャルサイトにて。
ユーラシア旅行社が2007年のセルビアツアーをプロモーション
3月21日、東京にてユーラシア旅行社はバルカン方面への旅行セミナーを行った。コワチュ三等書記官が招待され、日本語でセルビアの歴史、文化遺産、郷土料理や観光スポットについてプレゼンテーションを行った。
今年4月よりユーラシア旅行社は目的地にセルビアも含んでいるツアー(18日間と13日間)を2件企画する。
日本-セルビア交流協会は大使館にて定期会合と会員懇談会を行った。協会会長の都甲岳洋 元大使が歓迎の挨拶をし、米田建三理事長が乾杯の音頭を取った。この機会にムルキッチ大使もスピーチをし、セルビア料理やセルビアワインが振舞われた。
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都甲元大使の挨拶 |
3月13日から16日にかけて幕張メッセで行われた国際食品・飲料展『Foodex2007』にて、セルビアの3企業、Malina-Product(冷凍果実)、Arex Marzipan(マジパン商品)、Voda Voda(天然水)がその高品質な商品を展示した。
この大きな国際展示会でセルビアが参加するのは3年連続である。
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3月9日、高名なスラブ言語文学教授、通訳者でセルビア文学と文化遺産の専門家であった田中一生教授が長年の病の末、この世を去った。田中教授は昨年セルビア政府から、セルビア文学の名作を邦訳した功績を讃えられて勲章を授与された。
彼の死によって我が国は、その博識で行動力と熱意にあふれた親密で重要な友人を失ってしまったことになる。
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ヴェリミル・ガヴリロヴィッチ対外経済大臣補佐の来日 (March 6-9, 2007)
3月6日から9日にかけて、ガヴリロヴィッチ大臣補佐が来日し、国際協力気候の国際総合協力研修所(JICA-IFIC)に招かれた。
セルビアでの人道援助を扱っているNGO団体の招待で、スネジャナ・ヤンコヴィッチ参事官がセルビアのコソヴォ自治州について日本語で2時間程度の講演を行った。この催しはコソヴォ問題の歴史的根源と現在の地位、自治州内のセルビア人たちへの人道援助の必要性について、日本の人々に知ってもらうことを目的として準備された。
ヤンコヴィッチ参事官は『恐怖の日々』というドキュメンタリー映画の一部ととセルビア政府コソヴォ調整局の資料を上映した。また討論には、東京国際大学の著名な教授でセルビア科学芸術アカデミーの名誉会員である岩田昌征教授も参加した。
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このイベントは2月26日に東京にて、昨年10月26日にウィーンで行われた西バルカン経済フォーラムのフォローアップとして、松島みどり外務大臣政務官が主催となって行われた。
セルビア代表として、セルビア投資輸出促進庁(SIEPA)のボヤン・ヤンコヴィッチFDIアドバイザーが出席した。
2月23日、日本-セルビア協会が定期会合と会員懇談会を行った。協会会長である徳永彰作教授が歓迎の挨拶をした。
この機会にスネジャナ・ヤンコヴィッチ参事官が、協会設立以来の過去50年以上に渡る活動と業績を祝う言葉を述べた。
有名なセルビア人テニス選手のアナ・イワノヴィッチ選手とイェレナ・ヤンコヴィッチ選手が、東京で行われた東レパンパシフィックオープンテニストーナメントに出場し、アナ・イワノヴィッチ選手が準優勝に輝いた。
第二次世界対戦後に始まった日本・セルビア外交において史上初、2月15日に日本でセルビアがナショナルデーを祝った。およそ400人の日本の政治・経済・文化界の人々、在日外交団代表や在日セルビア人などが大使館にて行われた祝典に参加した。
来賓たちはセルビアの音楽や郷土料理、ワインやお酒を堪能した。
報道記事
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1月末に行われたセミナーにおいて、ネヴェンカ・カラノヴィッチ健康連邦事務官がセルビア代表として参加した。
展示会"Kako je bilo u Srbiji (セルビアはいかがでしたか?)"
日本ユーゴアートプロジェクトと東京のトキ・アートスペースが『セルビアはいかがでしたか?』展示会を、昨年ベオグラードで行われたプロジェクトのフォローアップとして開催した。作品は日本の芸術家グループによる年賀状で、これ以前にセルビア共和国の首都、ベオグラードの学生文化センターギャラリーに展示されていたもの。
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『セルビアはいかがでしたか?』 |
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