Decani Monastery  2006年登録

デチャニ修道院(コソヴォ)
末期ビザンチン・ロマネスク建築の傑作 デチャニ修道院は、セルビアとモンテネグロの堺に位置し、 14世紀半ばにセルビアのステファン・でチャンスキー王のために建てられ、同王の霊廟でもあります。

この地域における末期ビザンチン・ロマネスク建築を代表する重要な建物で、バルカン半島に存在する中世の教会の中でも最大のものです。

修道院内部のほぼ全てに、1000人を超える聖人がビザンチン壁画が描かれています。 また14〜17世紀の作品も保存され、デチャニ修道院は、ビザンチンと西欧の伝統が見事に融合しています。


 

 

ペーチ総主教修道院(ペーチ)

コソヴォのペーチ郊外にあるドーム型教会の集まりは13世紀に建造され、古くからのセルビア教会の歴史とセルビア芸術遺産が守られている場所として知られています。その連続壁画は一見の価値があります。何世紀にも渡りセルビア大主教、総主教、また神学者、文学者、芸術家がここを拠点としていました。

 

グラチャニツァ修道院(プリシュティナ)

プリシュティナから5km離れたグラチャニツァ村に1310年に建造されました。14世紀と15世紀の間、数多くの修道僧が暮らし非常に神聖で芸術的な活動を発展させました。そのフレスコ画は独特のモニュメンタルスタイルで描かれています。この修道院は後期ビザンチン建築の最高作品のひとつでもあります。

 

聖母リェヴィシャ修道院(プリズレン)
プリズレンに1306年から1307年にかけて建造された後期ビザンチン建築作品で、この地域で最も貴重なもののひとつです。中世の教会として市街地で生き残ったただひとつの教会でもあります。14世紀初頭のフレスコ画は東方正ビザンチンと西方ロマネスク伝統を融合した新しいものだったため、パライオロジアン・ルネッサンススタイルと呼ばれました。このスタイルはその後のバルカン芸術においてもしっかりした役割を果たしています。